最近話題になってる人工知能の夢がオープンソースになったので動かして遊んでます。

Google、人工神経ネットワークが見た『夢』を公開 (※ 微グロ注意) - Engadget Japanese

Research Blog: DeepDream - a code example for visualizing Neural Networks

この DeepDream というは、人工知能を用いた画像処理アルゴリズムの利用例として、Google が公開した研究結果の 1 つです。入力した画像の中に予め学習していた特徴に似た領域があると、元画像を学習済みの特徴で置き換え、サイケな画像を生成させることができます。

仮説

心霊現象、特に人がいるはずのない場所に、人の顔が見える現象などというのは、それっぽく見えるものを脳が勝手に補完してしまっているせいなのではないか、と思ってる。だとしたら、それっぽく見えるものをくっきりと浮き上がらせるシステムに心霊写真を見せたら、心霊写真からはっきりとした霊の実像を抽出できるのでは?

という気がしたので、実際に DeepDream に心霊写真と思われるものを幾つか入力してみました。

まずはこちら

お分かりいただけただろうか? 「心霊写真」でググって上の方に出てきた画像です。



軽く DeepDream にかけてみます。 意図する場所に顔が浮かんできた。 でも角度が変わってる、垂直になるように補正されちゃうのかな。



25 週ほど DeepDream にかけた様子です。 何重にも夢を見させるとよりくっきりと特徴が浮き上がってくるみたい。 手が生えて、体が出てきました。 これは幽霊の実像を想像したことになるのだろうか……



続いてはこちらの死人



顔と判断されなかったみたいで、消えてしまいました。 確かに片目と輪郭が見えるだけで顔と認識するのは脳のやりすぎな機能のようにも思う。 そうは思ったけど、左上にくっきりと犬が現れたのはどういうことなんだ……



さらに計算していくと、一転して死人がいた場所に人が現れました。 隠れていた部分にもう1人いたようです。



こちらは恐山の写真です。 この風車は幼子の霊を慰めるために設置されているようです。 ここならわんさか幽霊が浮き上がってきてもおかしくない!もう趣旨が違う。



さっそく犬が湧いてきました。 風車は寺院っぽい輪郭が浮かび上がっています。 これがあの世の様子でしょうか。



風車の成れの果ては車でした。 右中央あたりに帽子をかぶった人っぽいのが現れましたが、残念ながら他に人は見当たりません。



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tanasinn3

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結果

他にも何枚か試してみたけど、顔っぽい部分に人が浮かび上がるということにはなりませんでした。なんかもっと、自由な発想で夢を見ているような感じ。

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ディープラーニングについては ↑ の本読んですげーなってなって、 DeepDream 動かせる程度には環境構築した程度のみなので、実際どういうことしてるのかよく分かってない。ただ、ただの画像から想像して絵を描いているというのはわかるので、それだけでもかなりすげーなーってなった。

月で試してみる

Google、人工神経ネットワークが見た『夢』を公開 (※ 微グロ注意) - Engadget Japanese

月でやってみてほしい。うさぎが餅つきをするのか。本当にうさぎだったら人間の感性と同じものということになるので興味ある。

2015/06/23 12:29

前にこんなこと言ってたので月で試してみます。もう今までの傾向から、うさぎが餅つきというよりムジュラの仮面の月が出てきそうでそっちの方が気になる。そういえばなんで月に顔があったんだろう。ムジュラの仮面。

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