これは、Etymotic Research の ER4SR というイヤホンです。とにかく音の鮮明さがすごい、解像度が高いといわれています。本当にそう思います。以前から ER-4S というイヤホンのファンでありましたが、それの後継版です。
実は Etymotic Research のイヤホンを買ったのは 6 個目、今まで様々な方法で壊してきました。今回やっとリケーブルが可能な(今までもできなくはなかったけど)モデルなので、死ぬまで使い続けられるだろうと期待しています。
通常 Etymotic Resarch のものを日本で購入する場合は Sound House という EC サイトが使われます。正規代理店かつ一番安いので。ただ、現在 ER4SR は品切れで、それでも注文してみた所1ヶ月くらいの納期になりそうとの連絡がありました。ちょっとそこまでは待ちたくなくてキャンセル。不安ではあったけど、今回は Sound House と同じ値段で売っていたAUDIO ONEというサイトを使いました。クレカが使えなくて不便、クレカなら万が一詐欺られてもショッピングプロテクションが使える。銀行振込は避けたかったので、代引きにしました。すると注文翌日にはヤマトが来て最高でした。AUDIO ONE、最高です。大丈夫です。
AUDIO ONE などの最安価格は現在税込み ¥30,996、ER-4S は時期でけっこう上下していたイメージですがこれはどうなるんでしょう。価格.com - Etymotic Research ER4SR 価格推移グラフ見たらけっこう動いてますね。ここ一年少しづつ下がりつつも安定してるので気になる人は今すぐ買って問題ないでしょう。
ER4SR、公式サイトでは 349 ドルで売られており、本国アメリカのアマゾンでも値引きはなく 349 ドル。なぜ日本の代理店を通すと安く買えるのか謎です。日本で買ってアメリカに逆輸出すれば儲かるのでは?
中身はこのように、周波数特性グラフがはいっていて、ちゃんとしている雰囲気を味わうことができます。
ER-4S は中のこの小さいケースだけでしたが、一回り大きいケースもついてます。いや、ER-4S もでかいケースあるにはあったけどプラスチックのあまり収納考えられてないやつで持ち運びとかには向いてませんでした。ポケットがたくさんついてて Good。替えのチップ各種や替えのフィルターなどが入っています。
少し残念な点としては、シャツクリップが非常に取れやすくなっていることくらいです。本体がアルミになったこともあってすぐ取れる。届いて2日経ちましたが、もうなくしました。たぶん外に落としたな…。これがないとケーブルの擦れる音が気になるので、わりと必須です。ER-4S は取りたくても取れないほど固かったのに。
どれくらい良いか
こちらは数千円レベルのイヤホンを使った時の様子です。雰囲気はわかりますがモワッとしています。逆にこれが好きという人がいても変ではありませんが…
こちらは ER4SR を使った時の様子です。寿司の文字までくっきり見えますね。ER4SR は BA ユニットが一つしか入っていないため低音は弱く、近くの人の顔はボケてしまっています。
本当にですね、視覚に例えたら矯正レンズの有無くらいの差ある。オーオタのようにオーディオポエムを書けるほどの知識は有していないけど、個人的にはこれくらいの衝撃がある。
写真: Shibuya Nights. photo by Andre Benz (@trapnation) on Unsplash
良いイヤホンを使うべき
イヤホンに限らず体に触れるデバイスはまじで良いやつ使っていた方がいいです。これいろいろなところで言ってます。椅子とか枕とかキーボードとか。なかでもイヤホンは多くの人が一日の長い時間使ってるものでしょう。そこで品質悪いもの使ってると体の負担やら人生の損失やら、けっこうなものだと思う。時間単位で考えると 3 万程度というのは全然高くない。良いイヤホンを使うべき。3 万円、これでも安いくらいだと思ってるんだけどなー…。ER4SR 以上のものを選ぼうとすると、自分の場合 10 万円コースになってしまうので、なかなか超えられないでいる。
はやく買おう
前回 ER-4S が壊れてからというものの、主に Bose QC35 やら AirPods を使っていたのですが、やはりそれと比べても聞こえる音が全然違います。違うのですが、感動レベルが 10 代に比べてぜんっっぜん変わってしまったという実感がある。最初に ER-4S を購入したのは高校生の時です。その時はこれが向精神ドラッグかーというくらい脳にキたのですが、今となっては「アー、ちゃんと音が聞こえる」くらいの感想に成り下がってました。悪くないイヤホンのやり過ぎで慣れてしまった可能性や、思い出補正の影響はあるにせよ、若ければ若いほど感覚が生きているのは間違いない。良いものは若い内に味わっておいたほうが良いと言われるように、良いイヤホンも手に入れるのは早ければ早いほうがいい。やっぱり 10 万円ランクのイヤホン近いうちにいっちゃおうかなー……