2年くらい前からパワーアップ閉店中だった @reminder_robot を作りなおし、Web UI を取り付けて再度リリース致しました。
使い方
「@reminder_robot 明日10時に起こして」といったリプライを送れば、期待したどおりの時間にリプライが返ってくるだろう、という使い方をします。Web UI が付いているので、間違えて登録したリマインダーの削除や時間の変更は Web UI からできます。
今までリマインダーアプリはいろいろ試してみたけど決定的に使いやすいものに出会ったことがなくて、どれもリマインダーのためにリマインダー用アプリを開くのがそもそもクソめんどくさいという問題がありました。僕のように常にTwitterを見ているような人にとって、そのまま対話的にリマインダーを登録できるというのはかなり便利な出来事なのではないでしょうか。
さらに詳しい仕様などは以下のURLで
http://reminder-robot.com/note
開発ペース
この bot は1日に30分程度しか使わないでコツコツやるというポリシーで作ってきた。こういうプロジェクトがあると、なんか作業したいけどやることなくて暇という時間が潰せて良い。ペースはけっこう遅く、後半の favicon 用意するだとかの作業でだるくなってきて結局1ヶ月半くらいかかったと思う。とはいえコミットログ見返してみたら1月はほとんど手つけてなくてうける。faviconはFavicon Generatorというサイトが便利だった。
bot に Web UI を付けるという試み
bot というのはだいたい遠隔地のサーバーでデーモンとして動いていて、生きてるのか死んでるのかは本人に聞いてみないとわからず、実体は見えにくいという問題があった。しかし bot が管理してるデータを Web UI で見れるようにすると、なんとなく実体が与えられたような気がして信頼感が増すのではないかという考えがある。 この bot は Ruby on Rails に組み込んで動かしており、コード的にもWebとbotで密接になっている風があります。プロセスは別ですけどね。これは以前から一部界隈では知られていたことなのですが、Railsでbotを作るのは便利なことが多いです。マイグレーションやORMが完備されているのでデータベースがとても簡単に扱えるし、サーバー設置やcronの登録もCapistranoやWheneverあたりのライブラリがそのまま使えます。bot に限らず、雑にDBを使うプログラム書きたいときとりあえず rails new することが多い。もちろん Rails なので、雑なプログラムに管理画面的なのがほしいと思ったら簡単に作れるのですごく良い。
2013年に停止した理由
というのは特になくて、このbotがどのサーバーで動いていたのか忘れてたうちにいろいろあって動かなくなっていました。完全に管理の不足が原因なので、使っていた方には申し訳ない。こんな理由で停止したままのbotが真面目に10個くらいあってやばい。今度こそ真面目に運用し続けるべく、ansible と capistrano のコマンド1つづつ押せばだいたい動かせるようにした。使ってみて便利じゃなかったから止めてたんじゃないのって意見が出てくるかもしれないけど、そんなことはなくて動いてる間は本当に便利に使っていました。