先日社員で温泉に行ってLTを行うなどの会をしまして、「Slack のステータスをちゃんと使いたい話」という話をしました。

Slack を使ってるご家庭職場多いと思うのですが、なかなかステータス機能を上手く使えてるところは少ないのかなと思っています。あれはいい機能だと思うのですが、設定の操作があまりにもめんどくさすぎる。そこで MacBook Pro の TouchBar と ErgoDox を使って、ボタン押すだけでステータス変えられるようにしてやってますよ、という話です。

TouchBar で Slack のステータスを変更する

TouchBar Slack Button

これ良くないですか?

BetterTouchTool で TouchBar に、キーボードショートカットを割り当てています。BTTでは全てのアプリケーションに TouchBar のアクションを表示させることができるので、ほぼ常にこのボタンが表示されています。休憩するときは「休憩中」ボタン、退勤したら「退勤しました」ボタンを押すだけです。Slack のステータスに反映されます。

ErgoDox で Slack のステータスを変更する

ErgoDox Slack Button

これ良くないですか???

ErgoDox というのは OSS なセパレート式のキーボードです。各キーには好きなキーやら複数のキーの組み合わせでもマッピングすることができます。さらに、レイヤーという概念があるので、普段は数字キーとなっているところに、レイヤー2の場合は Slack ステータスボタンにする、という使い方もできます。

ErgoDox についてはこちらで紹介してます↓

めちゃカワなキーボード ErgoDox を手に入れた!!

あまりAAとか整備できてなくてアレですが、現在のキーマップのソースはこちら↓ 3番めのレイヤーにショートカットを割り当てています。

https://github.com/kkosuge/qmk_firmware/blob/master/keyboards/ergodox/keymaps/kkosuge_osx/keymap.c

Automator 使ってますか?

Automator

Copyright が 2004-2012 となっている所に不安を感じますが、macOS には Automator というワークフローの自動化システムが入っています。この Slack ステータス変更ショートカットではシェルスクリプトで動くようにしています。

Keyboard Shortcuts

Automator で作ったワークフローは、macOS のキーボードショートカットに登録できます。標準の機能です。TouchBar のボタンを押した時も、ErgoDox のキーを押した時も、このショートカットを発火させて、Automator のシェルスクリプトを経由して Slack のステータス変更 Ruby スクリプトを叩く、ということになります。ちょっとややこしいかも。 Slack のステータス変更スクリプトは↓のGistに張っておきます。引数にEmojiとテキストを与えればステータスに設定してくれるし設定に成功したらmacOSの通知に出してくれます。

https://gist.github.com/kkosuge/af5894ced5cc1ac38bfd2687cad7c780

思い思いの方法で Slack のステータスを変更しよう

TouchBar と ErgoDox の2つで使いたい、ということで扱いやすいキーボードショートカットを使いましたが、BTTには直接スクリプトを発火させる機能もありますし、他にもやりようはいろいろあると思います。この記事のやつだけだと相変わらずケータイでは設定めんどくさいですし、気が向いたらSlackのステータス変更専用端末でも作ろうかという気持ちにも少々なりかけています。ちゃんと使ったら便利なものだと思いますので、みなさんも思い思いの方法でSlackのステータスを変更しましょう。